地方移住の生活費は本当に安い?|大阪から岡山へ移住して変わったお金の使い方

移住の生活費がどのくらい必要かを考えている女性

「地方移住をすると生活費は安くなる」
そんなイメージを持っている人は多いと思います。

私も大阪から岡山へ移住する前は、家賃も安いし、都会よりお金をかけずに暮らせるだろうと考えていました。

しかし実際に移住してみると、確かに安くなった支出はあるものの、車の維持費やガソリン代など、都会ではあまり意識しなかったお金も必要になりました。

そのため、地方移住=生活費が大幅に安くなるとは一概には言えません。

ただし、移住の目的は単純にお金を減らすことではなく、自分らしい暮らしを実現することでもあります。

この記事では、大阪から岡山へ移住した私の実体験をもとに、

・実際に減った支出
・増えた支出
・想定外だった出費
・田舎だからできる節約方法
・移住前に知っておきたい注意点

を紹介します。

地方移住を考えている方が、「移住後にどのくらいお金がかかるのか」「どんな暮らしなら無理なく続けられるのか」をイメージできる内容になっていますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

地方移住で生活費は本当に安くなった?

私の場合、大阪から岡山へ移住して毎月の生活費は2〜3万円ほど下がりました。

ただし、「地方移住=生活費が大幅に安くなる」というわけではありません。

家賃や外食費などは抑えられましたが、その一方で車の維持費やガソリン代など、都会ではあまりかからなかった費用が増えました。

また、戸建てでの暮らしを始めると、修理道具や暖房器具、虫対策用品など、思った以上に必要なものが増えることもあります。

特に移住後の1年間は、年間の四季と特に暑さ寒さを経験しながら暮らしを整えていく期間です。

すだれや断熱用品、家の補修費など、住んでみて初めて必要だと気付く出費も少なくありません。

また、移住後は最低でも1年は暮らしてみないと、本当の生活費は見えてきません。

夏と冬の光熱費、庭や家の管理費、虫対策などは季節によって大きく変わるからです。

地方移住の生活費は、最初の1年とその後では大きく変わることもあります。

さらに、移住を考える人の多くは「ただ生活するため」ではなく、自分らしい暮らしを実現したいという目的を持っているのではないでしょうか。

例えば私は猫と暮らしたいという希望があり、その分の費用がかかるようになりました。

家庭菜園を始めるなら道具や肥料が必要ですし、新しい趣味を始める場合も初期費用が発生します。

このように地方移住では、生活費だけでなく「どんな暮らしをしたいか」によって必要なお金も変わってきます。

そのため移住後の家計を考えるときは、日々の生活費だけでなく、自分が実現したい暮らしにかかる費用も含めて考えておくことが大切です。

では実際に、大阪から岡山へ移住した私の家計で、どのような支出が減り、どのような支出が増えたのかを紹介します。

大阪から岡山へ移住して減った支出

大阪から岡山へ移住して、私が特に減ったと感じる支出は次のようなものです。

  • 外食費
  • 娯楽費
  • 衣服費
  • 化粧品代
  • ネット通販
  • スイーツ代
  • 衝動買い
  • 美容院代

理由はとてもシンプルで、都会のように気軽に立ち寄れる店が少ないからです。

岡山でも買い物や外食はできますが、私の住んでいる地域では車で移動するのが前提です。

欲しいものがあっても往復1時間近くかかることもあり、「本当に必要かな?」と一度考えるようになりました。

その結果、なんとなく買うことが減り、衝動買いやネット通販の利用も以前より少なくなりました。


外食も同じです。
大阪では仕事帰りや買い物ついでに気軽に外食していましたが、移住後はわざわざ出かける必要があります。
お店の選択肢も限られるため、以前ほど行かなくなりました。

衣服や化粧品も減った支出の一つです。
都会にいた頃は人と会う機会や出かける機会も多く、新しい服やコスメが気になることがありました。

しかし移住後は、着飾って出かける機会が少なくなり、自分が心地よく過ごせる服を選ぶようになりました。

ただし、田舎は日差しを遮る建物が少ないため、日焼け止めだけは欠かせません。

意外だったのは美容院代です。
大阪では駅前にたくさん美容院がありましたが、移住後は選択肢が少なくなりました。

私の場合はもともとストレートヘアだったこともあり、自分で髪を切るようになったため、その分の支出が大きく減りました。

もちろん、この変化は性格や住む場所によって違うと思います。
ただ、移住して感じたのは「店が少ないこと」は不便なだけではないということです。

買い物や消費の機会が減ることで、本当に必要なものだけを選ぶようになり、結果としてシンプルな暮らしにつながっていると感じます。

そして、その時間やお金を家庭菜園や趣味など、自分が楽しめることに使うようになりました。

私も移住後に庭へ小さな家庭菜園を作りましたが、これは移住前には考えていなかった新しい出費の一つです。

では反対に、移住前には想像していなかった支出にはどのようなものがあったのでしょうか。

移住前に想定していなかった支出

地方移住では家賃が安くなることもありますが、その一方で都会ではあまり意識しなかった支出が増えることがあります。

私も大阪から岡山へ移住して初めて気付いた費用がいくつもありました。

車に関する費用

地方では車が生活必需品になる地域が多く、維持費は想像以上にかかります。

私の場合も走行距離が大幅に増えたため、タイヤ交換やオイル交換の頻度が増えました。
また雪が降る地域ならスタッドレスタイヤも必要です。

ガソリン代はよく心配されますが、私の場合は仕事で支給される交通費をうまく活用できたため、大阪時代と大きくは変わりませんでした。

しかし車を新しく購入する場合は、

・車両購入費
・自動車税
・任意保険
・車検代
・タイヤ交換

などを考えておく必要があります。

うちの場合2台持ちではなく夫はバイクに乗っているので、その分安く済んでいます。

地方では車にかかる費用も大きな支出のひとつです。
実際に地方移住して感じた車の必要性や維持費についてはこちらの記事で紹介しています。

家や保険にかかる費用

あまり考えていなかったのが保険料です。
マンション時代の火災・地震保険は5年で34,500円でしたが、戸建てになってからは1年で17,870円になりました。

また自動車保険も見直しました。
地方では車が故障すると生活に支障が出るため、代車特約や車両保険を手厚くしたからです。

さらに戸建ては住み始めてからの維持費も発生します。

私の場合は屋根まで届くはしごや補修材が必要になり、移住してしばらくはホームセンター通いが続きました。

マンションでは管理会社が対応してくれていたことも、自分で管理しなければならないからです。

ずっとマンション住まいだった私は、この支出を漠然としか考えていませんでした。


住む家や場所によっても、移住後の生活費や暮らしやすさは変わります。
私が岡山移住で学んだ家探しのポイントはこちらの記事で紹介しています。

光熱費や通信費

地方は家賃が安いから生活費も安くなると思われがちですが、都会に比べると光熱費は逆に高く設定されています。

我が家はオール電化ですが、大阪時代より毎月約5,000円ほど増えました。
そのため移住先の各会社のサイトで一度シュミレーションをすることをおすすめします。

またプロパンガス地域の場合は注意が必要です。
都市ガスの1.5~2倍近くになると言われています。


お試し住宅で暮らしていた時は、冬のガス代が16,000円近くになり驚きました。
器具もプロパン用に変える必要があります。

さらにネット回線も回線がきていないため選択肢が少なく、大阪では3,750円だったものが岡山では5,780円に増えています。

庭や自然環境の維持費

戸建てになると庭や外回りの管理費も発生します。
草刈り機や除草用品が必要になることもありますし、地域によっては害虫対策も必要です。

我が家はムカデ対策が中心ですが、場所によってはハチの巣駆除やシロアリ対策が必要になるかもしれません。

また豪雪地帯なら除雪道具や暖房費、海沿いなら塩害対策など、その土地ならではの出費もあります。

移住先の環境によって必要なお金は大きく変わると感じました。

見落としがちな趣味の費用

最後に見落としがちなのが趣味にかかるお金です。

移住を考える人の多くは、単に生活費を下げたいのではなく、自分らしい暮らしを実現したいと考えているのではないでしょうか。

私も移住後に家庭菜園を始めましたが、土づくりや肥料、苗、道具など意外と初期費用がかかりました。

夫も釣りが趣味ですが、海や魚の種類が変わることで新しい道具が必要になったそうです。

ただ、このような支出は悪いことばかりではありません。
地方では店やサービスが少ないからこそ、「買う」よりも「自分で作る」という発想が生まれます。

野菜を育てる、料理を楽しむ、釣りをする、DIYをする。
最初は道具代がかかっても、その時間そのものが趣味や生きがいになることも少なくありません。

支出が増えることもありますが、それは単なる出費ではなく、自分らしい暮らしを作るための投資とも言えるのかもしれません。

せっかく移住するのであれば、生活費だけでなく「どんな暮らしをしたいか」という視点でも予算を考えておくことをおすすめします。

しかし本当に注意したいのは、こうした日常の支出よりも一度に大きなお金が動く場面です。

古民家の購入や改修、地方での起業、移住支援金や補助金制度には、事前に知っておきたい注意点があります。

次は、移住後に後悔しないための「古民家や地方起業で注意したいお金の話」を紹介します。

古民家や地方起業で注意したいお金の話

古民家や地方での起業は、地方移住の大きな魅力の一つです。

しかし、どちらも「思ったよりお金がかかる」という点には注意が必要です。

古民家は購入費より維持費を考える

古民家は広い家や木のぬくもりが魅力ですが、購入価格の安さだけで判断するのは危険です。

特に数年放置されていた家や築年数の古い家は、見えない部分に問題を抱えていることがあります。

例えば、

例えば、雨漏りやシロアリ被害、床や屋根の腐食、水回りの故障などです。

また、外壁や基礎の劣化、庭の管理状態なども確認しておきたいポイントです。

見た目は問題なさそうでも、住み始めてから修繕が必要になることは珍しくありません。
しかも修繕費は数万円では済まないこともあります。

内容によっては数十万円、数百万円単位のお金が動くため、生活費の節約でカバーできるレベルではなくなります。

また、昔の家は断熱性や気密性が低いことも多く、夏は暑く冬は寒い傾向があります。

その結果、冷暖房費が想像以上にかかったり、住み始めてから断熱工事を検討するケースもあります。

さらに、
・汲み取りトイレの改修
・プロパンガス設備の変更
・傾いた建具の調整
・防犯対策

など、購入後に必要になる費用も少なくありません。

古民家は魅力的な反面、「安く買えたから得」ではなく、「維持できるか」を基準に考えることが大切だと思います。



地方移住で古民家を選ぶ場合は、一般的な中古住宅とは違った確認ポイントがあります。
古民家ならではの注意点はこちらの記事で紹介しています。

地方起業は助成金より地域との関係づくりが大切

地方移住をきっかけに、

・カフェ
・ゲストハウス
・農業・漁業・牧場
・ハンドメイド販売
・ITやリモートワーク
・便利屋
などの起業を考える人もいます。

確かに地方では創業支援や助成金制度が充実している地域もあります。
しかし、「助成金があるから大丈夫」と考えるのは危険です。

多くの助成金は後払いで、まずは自分でお金を用意しなければなりません。

また、制度によって対象条件も異なるため、想定していた支援を受けられないこともあります。

そして私がそれ以上に大切だと感じるのが、地域との関係づくりです。
都会では「良い商品やサービスなら売れる」という考え方が比較的通用します。

しかし田舎では、「誰がやっているのか」「地域との関わりがあるのか」を見られることも少なくありません。

実際に私が地域の飲食点で話を聞いていると、新しくできた店に対して複雑な感情を持つ人もいるようでした。

店が少ない地域では、お客さんの奪い合いではなく、既存のお店との共存が求められることもあります。

そのため地方で起業するなら、まずは地域に溶け込み、人とのつながりを作ることが大切です。

移住してすぐに大きな投資をするよりも、

・まずは地域を知る
・人との関係を築く
・小さく始める

という順番の方がリスクを抑えやすいと思います。

地方での起業は、売上だけを追いかけるよりも、地域の人との関わりを育てながら続けていくことが大切だと感じます。

地域の人に喜ばれ、応援される存在になると、人と人とのつながりが生まれます。そして、そのつながりは仕事だけでなく、暮らしそのものを支えてくれる大きな力になります。

焦って大きくするよりも、地域に根を張り、自分らしく続けられること。
それが地方での起業を長く続けるための大切なポイントなのかもしれません。

助成金はあくまでも土台を支えるための制度です。
しっかりした事業計画や住む場所の選定、地域との関係づくりがあってこそ、本来の力を発揮します。

地方移住では「どんな仕事をするか」だけでなく、「どこで、どんな地域の方と暮らしていくか」も同じくらい大切なのだと感じています。

では、移住してお金が思ったよりかかると感じたとき、どのように暮らしのコストを抑えればよいのでしょうか。

次は、私が実際に感じた「田舎だからこそできる節約術」を紹介します。

田舎だからできる節約術

地方移住で生活費を抑える方法はいくつかありますが、都会のようにクーポンやポイントを駆使する節約とは少し違います。

私が感じたのは、田舎では「買う」よりも「作る」「もらう」「自然を活用する」という考え方がしやすいことです。

お金を使わずに楽しめることが増えるため、結果として生活費が抑えられることもあります。

食費を抑える工夫

庭やベランダがあるなら、簡単な家庭菜園を始めるのもおすすめです。
本格的な畑でなくても、ネギや大葉、ミニトマトなどは比較的育てやすく、少しあるだけでも買い物の回数を減らせます。

また地方には無人販売所や直売所があり、新鮮な野菜をスーパーより安く購入できることもあります。

店が少ないため外食の機会が自然と減り、自炊中心の健康的な生活になる人も増えます。

お金をかけずに楽しめるレジャー

都会では出かけるだけでも駐車場代や施設利用料がかかりますが、田舎では自然そのものが遊び場になります。

散歩やウォーキング、海や川、山歩きなどはお金をほとんどかけずに楽しめます。
私も移住してから、特別な場所へ行かなくても季節の変化を感じながら過ごす時間が増えました。

また地方は公園が広く、駐車場無料の場所も多いため、のんびり過ごしやすい環境があります。

星空観察やキャンプ、釣りなども地方ならではの楽しみ方です。

自分で作る楽しみを活用する

田舎暮らしでは、欲しいものを買うだけではなく、自分で作るという選択肢が増えます。

例えば、
・家庭菜園
・DIY
・料理やお菓子作り
・手芸や木工

などです。

最初は道具代が必要になりますが、長く続ける趣味になることもあります。

また地域によっては、人とのつながりの中で野菜や果物をいただいたり、何かを手伝ったお礼をもらったりすることもあります。

もちろん地域差はありますが、人との関わりが暮らしを支える場面は都会より多いかもしれません。

田舎の節約は「我慢」ではなく「暮らし方」

田舎の節約術を考えていると、結局は「何を買わないか」ではなく、「どう暮らしたいか」に行き着く気がします。


都会ではお金を払って手に入れていたものを、自分で作ったり、自然の中で楽しんだり、人とのつながりの中で補ったりする。

それは単なる節約ではなく、暮らし方そのものの変化です。

もちろん不便な部分もありますが、お金をかけなくても楽しめることが増えたのは、移住して感じた大きな変化でした。

おすそ分け文化が残る地域もある

地方では、人とのつながりの中で野菜や果物などをいただく「おすそ分け文化」が残っている地域もあります。

もちろん地域や人間関係によって違うため、移住したからといって必ずもらえるわけではありません。

しかし、ご近所付き合いや地域活動を通じて交流が生まれると、
「畑で採れたからどうぞ」
「たくさんあるから持って帰って」

と声をかけてもらうこともあります。

また反対に、自分が育てた野菜や作ったものをお渡しする機会もあるでしょう。

こうしたやり取りは、単純に食費を抑えるというよりも、人とのつながりを感じられる田舎暮らしならではの魅力かもしれません。

都会ではお金を出して手に入れていたものが、人との関わりの中で循環する。
そんな暮らし方ができる地域もあります。

都会ではお金で解決していたことが、田舎では人とのつながりで補われることもあります。

では実際に、私の生活費はどのくらい変わったのでしょうか。

次は、大阪時代と岡山移住後の家計を比較しながら、実際の生活費を公開したいと思います。

移住前と後の生活費を公開

ここまで移住後に増えた支出や減った支出、思わぬ出費について紹介してきました。
では実際に、我が家の生活費はどのくらい変わったのでしょうか。

ここでは大阪で暮らしていた頃と、岡山へ移住して生活が落ち着いた頃の家計を比較してみます。
夫婦2人暮らし、比較時期はいずれも8月です。

なお、大阪時代は車を所有していましたが、マンションの駐車場が持ち分で無料だったため駐車場代はかかっていませんでした。

また生活スタイルや住む地域によって費用は大きく変わりますので、あくまでも一例として参考にしていただければと思います。

「地方移住をすると生活費は本当に安くなるのか?」
のリアルな答えとして、我が家の実際の家計を公開します。

項目大阪岡山
家賃(住宅ローン)61,0000
食費44,50350,642
外食費37,50016,129
日用品12,07011,956
電気10,06216,287
水道2,5182,150
ガス2,4260
ネット3,8505,780
スマホ8,5526,462
ガソリン代5,62515,401
衣服2,9800
美容院5,4500
交際費6,2300
医療費2,7505,840
交通費3,3900
生命保険4,0004,000
岡山で新しくかかるもの
ねこ012,310
浄化槽代02,170
合計222,506150,527
年間でかかるもの
自動車保険料38,72043,760
火災保険34,50017,870
固定資産税36,00024,800
合計109,22086,430

我が家の場合、月の支出は約22万円から約15万円になり、毎月約7万円減りました。

中古物件を安く購入でき家賃が無くなったのも大きなポイントです。

しかし、これは単純に「田舎だから安い」というわけではありません。
実際にはガソリン代や電気代、ネット代など増えた費用もあります。

実際に増えた支出
・ガソリン代
・電気代
・ネット代
・ねこ費
・浄化槽代

一方で、外食や買い物、娯楽、交際費などに使うお金が減り、暮らし方そのものが変わったことで支出が抑えられました。

実際に減った支出
・家賃
・外食費
・交通費
・美容院代
・交際費
・娯楽費

地方移住で生活費が安くなるかどうかは、住む場所以上に「どんな暮らしをしていくか」で大きく変わるのだと感じています。


私の場合は「買う」「出かける」が減り、「家で過ごす」「自分で作る」が増えたことで支出が抑えられました。

移住後の生活費は本当に安い?のまとめ

移住を考えている人の多くは、収入を増やすことよりも、自分らしい暮らしや時間のゆとりを求めていると言われています。

実際に私も大阪から岡山へ移住して感じたのは、「田舎だから生活費が安くなる」という単純な話ではないということでした。

ガソリン代や光熱費、戸建ての維持費など都会にはなかった支出もありますし、住む地域や家の条件によって必要なお金は大きく変わります。

その一方で、外食や買い物、娯楽に使うお金は減り、自分で作ったり自然の中で楽しんだりする時間が増えました。

地方移住は、お金を減らすための選択というよりも、「お金の使い方」を変える選択なのかもしれません。

・時間を取り戻したい。
・自然の近くで暮らしたい。
・趣味を楽しみたい。
・家族との時間を大切にしたい。

そんな思いがあるなら、移住はそのきっかけになる可能性があります。

ただし、「田舎は安いだろう」と考えて移住すると、思わぬ出費に戸惑うこともあります。

移住後にどんな暮らしをしたいのか。
その暮らしには何が必要なのか。

生活費だけでなく、自分が叶えたい暮らしまで含めて考えておくことが、後悔しない地方移住につながると思います。

地方移住は、単に支出を減らすための選択ではありません。
お金の使い方や時間の使い方を見直し、自分にとって心地よい暮らしを作っていくための選択です。

この記事が、あなたらしい移住後の暮らしを考えるヒントになれば嬉しいです。

関連記事
移住後の生活を支える仕事について、50代で地方の求人を探した実体験を紹介しています。

この記事を書いたひと
うみとそら

[うみとそら]
50代で大阪から岡山へ地方移住をし、それを機に不動産業界から介護職へ転職した実践型移住ブロガー。
【保有資格】 宅建士 / 2級建築士 / 福祉住環境2級 / インテリアコーディネーター / 1級小型船舶操縦士 / 介護士取得中

自身の移住経験に加え、不動産・建築のプロとしての視点、そして地方でのリアルな雇用である「介護」の現場経験を融合させ、移住希望者が最も知りたい「お金・住まい・仕事」のリアルな解決策を体験談を交え発信しています。

うみとそらをフォローする
移住
うみとそらをフォローする