移住したら仕事がない?50代が地方で求人を探した実体験と失敗しないコツ

移住先での仕事探しや地方の求人事情をイメージ

移住して自然に囲まれながら自分らしく働き、趣味も楽しむ暮らしに憧れる方は多いのではないでしょうか。

一方で、

・移住先に仕事はあるの?
・収入は下がらない?
・50代からでも働ける?

そんな不安から、一歩を踏み出せずにいる方も少なくありません。

私自身、50代で大阪から地方へ移住しました。

移住前は仕事が見つかるのか不安でしたが、実際に仕事を探して働いてみると、想像していたことと違う部分や、事前に知っておけば良かったことがたくさんありました。

この記事では、移住先での仕事探しで感じたことや失敗例、後悔しないためのコツを実体験を交えながらお伝えします。

移住の仕事探しで不安だったこと

移住先での仕事探しは、生活そのものを左右するため不安になります。

私自身が特に気になっていたのは、

・移住先に仕事はあるのか
・50代でも仕事は見つかるのか
・収入が下がっても生活できるのか

という3つでした。

仕事が見つからなければ、移住そのものを諦める可能性もあります。

さらに移住後は簡単に元の生活へ戻れるわけではないため、普通の転職より慎重に考える必要があります。

ただ実際に求人を調べてみると、地方でも仕事はありました。

一方で、都会と同じ感覚で探すと「思っていた仕事がない」「収入が合わない」と感じることもあります。

そこで次は、実際に移住先で仕事を探してわかった地方の求人事情をお伝えします。

実際に移住先の仕事を探してみた結果

実際に移住先で仕事を探してみると、仕事がないわけではありませんでした。

時給や給与は都市部より低い傾向がありますが、生活に必要な収入を得られる仕事は見つかります。

私自身も「本当に仕事があるのだろうか」と不安でしたが、求人を見て少し安心したのを覚えています。

ただし、どんな仕事でも選べるわけではありません。

介護や物流、製造業などは比較的求人が多い一方で、専門職や事務職は地域によって差があります。

また求人があっても、

「通勤に往復2時間かかる」

というケースもありました。

そのため移住先での仕事探しでは、

「仕事があるか」だけでなく「どんな働き方をしたいか」

まで考えることが大切です。

地方で求人が多い職種と選べる働き方

地方では生活に欠かせない仕事を中心に、さまざまな求人があります。

代表的な職種は次の通りです。

・介護・医療
・物流・運送
・製造業
・建築・土木・警備
・小売・サービス
・自動車関連
・公共インフラ
・一次産業(農業、漁業、畜産など)
・在宅・リモートワーク

地域によっては伝統工芸や観光業など、その土地ならではの仕事もあります。

ただし、

「求人がある=希望する働き方ができる」

とは限りません。

地方では正社員よりパートや非常勤が多い地域もあり、専門職やIT系は住む場所によって求人の有無に差があります。

私自身、大阪と移住先で同じ飲食店の求人を比較したところ、時給に50〜100円ほど差がありました。

そのため移住前から、

・雇用形態
・給与
・勤務時間
・通勤距離

まで確認しておくことをおすすめします。

では実際に働いてみると、どのような違いがあったのでしょうか。

実際に感じた地方の仕事事情

実際に仕事を探して感じたのは、

「仕事はあるけれど、都会と同じ感覚では探せない」

ということでした。

私がまず苦労したのは車通勤です。

Googleマップでは職場まで約30分。

「これなら都会と変わらない」

と思っていました。

ところが実際は片道約30km、往復約60kmの通勤が待っていました。

地方は信号が少ないため、同じ30分でも走行距離が大きく変わります。

運転が苦手な人にとっては、仕事以上に通勤が負担になることもあります。

また市街地や駅周辺を除けば車通勤が基本です。

バスも本数が少なく、夕方には運行が終わる地域もあります。

そのため、

・通勤できる距離か
・車が必要か
・希望する収入が得られるか

まで確認することが大切です。

一方で私の移住先では、介護職やインフラ関連の仕事は比較的求人が多くありました。

また数は多くありませんが、大阪と同程度、あるいはそれ以上の時給の仕事も見つかりました。

地方だから仕事がないのではなく、その地域で需要のある仕事を知ることが大切だと感じています。

実体験からわかった移住先での仕事探しのコツと失敗例

働き始めてから、

「これは先に知っておきたかった」

と感じたことがありました。

ここでは私自身が経験した失敗例と、そこから学んだコツを紹介します。

【失敗例1】都会と同じ感覚で通勤距離を考えていた

地方では通勤時間だけでなく、実際の距離や交通手段も確認することが大切です。

私は「30分なら大丈夫」と考えていましたが、実際は往復60kmの運転になりました。

車通勤が当たり前の地域では、

何km走るのか
車以外の交通手段はあるのか

まで確認することをおすすめします。

私自身も移住後に、地方では車が生活や仕事に欠かせないことを実感しました。実際にかかった維持費や車なし生活の限界については、こちらの記事で詳しく紹介しています。

【失敗例2】都会の感覚で求人を見ていた

地方では、

・店舗の営業時間
・土日祝の営業
・バスの運行時間
・シフト

などが都会とは異なることがあります。

実際に「遅くまで働けそう」と思った仕事が19時閉店だったり、「通勤できそう」と思ったバスが夕方で終わっていたこともありました。

求人票だけでなく、実際の生活環境まで確認することが大切です。

【失敗例3】移住してから仕事を探そうと考えていた

私はできるだけ移住前に仕事の目星をつけておくことをおすすめします。

新しい土地での生活は想像以上に疲れます。

その状態で仕事探しまで重なると、精神的な負担も大きくなります。

さらに収入への焦りから、条件を妥協してしまう可能性もあります。

だからこそ移住前に、

・最低限必要な収入
・働きたい仕事

を整理しておくことが大切です。

【コツ1】移住後にどんな暮らしをしたいか決める

あなたはどんな暮らしがしたくて移住を考えていますか?

・海の近くで暮らしたい。
・自然の中で子どもを育てたい。
・都会の忙しさから離れて暮らしたい。

移住の理由は人それぞれですが、その先には理想の暮らしがあるはずです。

だから仕事探しでは、

「その仕事をしながら理想の暮らしができるか」

を考えてみてください。

私も移住直後は収入を優先していました。

しかし仕事に追われ、せっかくの景色や暮らしを楽しむ余裕がありませんでした。

その後転職し、今は以前より趣味や景色を楽しめる時間が増えています。

【コツ2】移住先の生活費から必要な収入を逆算する

「地方なら生活費は安くなる」

と思われがちですが、車の維持費やガソリン代など新たな出費もあります。

まずは移住後に必要な生活費を書き出してみましょう。

・住宅費
・食費
・光熱費
・車の維持費
・通信費
・保険
・趣味・娯楽費

必要な収入が分かれば、給料だけで仕事を判断せずに済みます。

私自身も生活費を計算したことで、

「思ったより少ない収入でも生活できる」

と分かり、仕事探しの選択肢が広がりました。

移住後の仕事探しで大切なのは、「いくら稼げるか」だけでなく「毎月いくら必要か」を知ることです。

私の場合は生活費を見直したことで、移住前より収入が少なくても暮らしていける見通しが立ちました。

大阪と岡山で実際にどのくらい支出が変わったのかは、こちらの記事で詳しく紹介しています。

移住後に「仕事がない」と不安な方へ

地方には次のような仕事があります。

・介護・医療
・物流・運送
・製造
・インフラ
・警備
・自動車関連
・小売・サービス
・一次産業(農業・漁業・林業・畜産など)
・在宅・リモートワーク

※求人の数や雇用形態は地域によって異なります。

地方の求人は都会ほど多くありませんが、生活を支える仕事を中心に一定の需要があります。

また、大企業で働きたい場合は「○○県 本社 大企業」などで検索し、地方に本社がある企業を探す方法もあります。

さらに地方では、知人や地域のつながりから仕事を紹介されることも少なくありません。

私自身も、地域の特徴や条件を少し変えるだけで見える求人が増えました。

最初から理想の仕事に出会えなくても大丈夫です。

まずは生活の基盤を作り、そこから少しずつ理想の働き方へ近づいていく方法もあります。

まとめ|移住の仕事探しは計画次第で選択肢が広がる

私も移住前は「仕事が見つからなかったらどうしよう」と不安でした。

しかし実際に探してみると、地方にも仕事はあり、探し方や考え方次第で選択肢は広がることが分かりました。

地方での仕事探しで大切なのは、

・移住後にどんな暮らしをしたいか考える
・必要な生活費から収入を逆算する
・地域の特徴に合った仕事を探す

この3つです。

最初から理想の仕事が見つからなくても、働きながら少しずつ理想の暮らしへ近づいていけば大丈夫です。

仕事は変えられても、暮らしは毎日続いていきます。

だからこそ「どんな仕事をするか」だけでなく、「どんな毎日を送りたいか」から考えてみてください。

あなたが思い描く場所で、自分らしい暮らしを実現できることを願っています。

私自身、移住前は「仕事は何とかなるだろう」と考えていました。

しかし実際には、通勤距離や車の必要性、地域ごとの求人状況など、住み始めてから気づくことも少なくありませんでした。

これから移住を考えている方は、仕事探しとあわせて移住前の準備も進めておくことをおすすめします。

この記事を書いたひと
うみとそら

[うみとそら]
50代で大阪から岡山へ地方移住をし、それを機に不動産業界から介護職へ転職した実践型移住ブロガー。
【保有資格】 宅建士 / 2級建築士 / 福祉住環境2級 / インテリアコーディネーター / 1級小型船舶操縦士 / 介護士取得中

自身の移住経験に加え、不動産・建築のプロとしての視点、そして地方でのリアルな雇用である「介護」の現場経験を融合させ、移住希望者が最も知りたい「お金・住まい・仕事」のリアルな解決策を体験談を交え発信しています。

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